インプラントとは、歯がなくなった部分にチタン合金を埋め込み、その上に、人口の歯をはめ込んでいくことを言います。

チタン合金は、骨との結合力がとても高いので、インプラントには非常に向いています。

しかし、以前はインプラント治療では、こうしたチタン合金を使用していませんでした。

顎の骨に人工物を埋め込むというのは歴史の古いことです。
例えば、古代ローマでは、魚の骨を顎の骨に埋め込み、その部分に新しい歯に代わるもを接着していました。

また、古代マヤ文明では、顎の骨に、鉄の棒を埋め込み、そこに新しい歯に代わるものを接着していました。

現在の医療で比べると、とてもお粗末なものですが、それでも、物を食べるときに必要だったことは言うまでもありません。

現在では、こうした顎の骨にチタン合金を埋め込む作業は、町の歯医者や、大きな総合病院で行われています。

比較的簡単な手術でこうした顎の骨にチタン合金を埋め込むということができるようになったためです。

埋め込んだチタン合金と、義歯の結合の仕方には様々な方法があります。
例えば、歯茎の上から少しだけ出ているチタン合金とねじのように接着する方法です。
これは、ねじで接着しているので、自分でも取り外しが可能です。

義歯が合わなくなってきた時に、交換しやすいというのが最大のメリットです。
また、他にも接着の方法があります。

例えば、セメントで、キッチリと接着してしまうという方法です。

これは、取り換えがききませんが、接着の強度は高く、自分の歯のように、物を噛むことができます。このように、現在のインプラントは、大きな進化を遂げているのです。